相当ノンフィクションで作っていった。
離れの間取り 東京の下宿先の間取り ニューヨークのアパート(はあんなに立派ではない?)
名古屋の寮もそのまま残っていますし、部屋も机の位置、ベッドの位置、映画の中と全く同じ。
友人関係も含めて、本当にノンフィクションです。
昔の自分の青春を思い出して、映画の主人公とダブらせて
もう一度自分を振り返って、自分の青春って一体何だったんだろうと
一人で映画を見終わった時に、一人で静かに考えて
その時の青春時代の自分を思い出して、
自分の眼の前に置いて、その自分の青春を見つめて
もう一度自分を自答するというか 今現在の自分は何をすべきなんだろうかと
素敵な女性を捨て 会社で出世を約束された未来を捨て
成し遂げようとされた青春 思い出しながら 自分の青春と重ねて・・・
本当に深くて 時間が経たないと、何をおっしゃりたいのか解からない時がある
野球で言うと、カーブもシュートもスライダーも投げられない
ど真ん中に力の限りの剛速球を投げて来られる
主題歌 挿入歌 を集めて聴かれれば、映画の意図が解かるんじゃないかな
2時間の映画の世界の中で
自分を創って
もう一度自分を見つめ直すというか
もう一人の自分と会話してみてください
あの時自分はどう思ってたんたんだろうなぁというのと
現在の自分と 過去の自分を眼の前に置いて
自分で時間を作って頂いて やってもらえるような良い機会になれば良いなと思います。
<赤羽博監督>